インドと彼女 |
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灰月のスタッフのMちゃんは、勤めて4年目になります。 片づけが苦手な私の代わりに文句も言わずせっせと、 お掃除、整理整頓してくれます。 何も言わなくてもさっと仕事を見つけて、次から次へと、 ニコニコよく働きます。 やっぱり神様はよく見てる。私のような者に必要な人物を ちゃんと探してくださいました。 そして何よりも一番信頼しているのは、彼女の人やモノに 対する眼差しです。 若々しい感性もさることながら、モノをとても大事にする 彼女、見習うところ大です。 そんな彼女が1,2月になると、灰月を休んで毎年必ず 行くところがあります。 インド。 実は彼女、インド舞踊の勉強を続けています。 毎年冬になるとインドの先生の元へ修行へ出掛けます。 よく頑張ります。 続けると言うことは口で言うほど簡単ではありません。 国内ならともかく、習慣の違う国へ毎年行くことは、 面倒でもあり、いろいろと大変だと思います。 それでも必ず出掛けてゆく彼女を見ていると、 こちらも励まされて、帰ってくるまで頑張ろうと、 私なりの目標をたてながら送り出します。 灰月としては暇な時期とはいえ、彼女のいない約一月半、 忙しいやら、寂しいやら、彼女が帰ってくるのが 待ち遠しいのですが。 そしてもちろん、私の目標は何一つ達成することないまま、 彼女の元気な笑顔が帰ってきます。 こうして毎回彼女を送って、また、迎える事が出来ることを、 心から嬉しく思っています。 彼女がインドで得たものを私もお裾分けしていただきながら、 共に仕事が出来ることが何よりも嬉しいのです。 今日、久しぶりに元気な彼女の声を聴きました。 「お帰りなさい!」 |
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