今日は、12年前に灰月が開店した日です。お陰様で、今日から12年目に入りました。開店当初は、何年続けられるか、かなり不安な思いで始まりましたが、気が付いてみたら12年目です。灰月としての営業は、松本で開店する前に長野で1年営業していたので実質12年で、今日から13年目という事になります。
本当にいつの間にか、という気持ちです。その間には、毎日が楽しくて元気な日もあれば、もう辞めたい!と、店に出るのが辛い日もありました。昨年は特に、いろいろな事があって、かなりモチベーションが下がっていました。沢山の方にご迷惑もお掛けし、また、励まされもしました。しかし、気持ちが下がっている時って、頭では理解していても、なかなか元気が戻らないですよね。心身は密接に繋がっているので、気力が先か体力が先か解りませんが、引っ張り合って両方下がってしまいますね。思考もだらだらとして最悪状態です。
それでも、いつも時間が助けてくれました。それぞれかかる時間は違いますが、必要な時間が経てば、何とか回復してきました。
とにかく12年目。皆様のお力を借りて、またこの先頑張ろうと思います。今はとても大変な時ですが、自分に出来る事を一つずつ、丁寧にこなして行く事を目標にしようと思っています。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
以前知人から、落ち込んだ時の対処法として、「推理小説を読む」というのがありました。夢中になって読んでいると時間があっという間に過ぎるので、なるほど時間稼ぎにはなりました。今でも時々、気持ちが落ち着かずざわざわしてしまう時にこの方法で時間をやり過ごす事があります。皆様も良かったらお試し下さい。
写真は、4月8日から始まる「小口宗之+小口綾ガラス展」の
宗之さんの作品。ガラスの花入れ「puu」です。
作品全体が水のしずくのようで、キラキラときれいです。
展示会、どうぞお出掛け下さい。