10日から開催中の「漆のブローチ展」ですが、ご紹介が遅くなりました。
漆のブローチというと、とても日本的で付ける服や場所を選ぶのではないかと思われがちですが、斎藤さんのブローチは、シックでモダン、楽しさもあり可愛らしさもあります。カジュアルにもフォーマルにも使えて、思った以上に様々な服に似合ってくれます。ブローチとして大変軽く、薄いブラウスやニット等に付けても、垂れてしまわずに、洋服へのダメージもありません。ですから、かなり大ぶりのものでも楽しんで付けて頂けます。
いろいろな形がありますが、不思議と、その方の雰囲気に合った素敵な形を選ばれています。行くべきところに行くもんだな〜と妙に感心したりして・・・。
そして、写真を添えてありますが、年月が経ったブローチを見て下さい。銀の色が、いぶし銀のように変化しています。黒漆の部分もツヤツヤ。風格を感じませんか?大事に使って頂ければ、次の代へ渡せる財産になります。自分と共に歳を重ねてくれるので、年相応に楽しむ事が出来ます。そして専用の金具を付ければ、帯留めとしても使えます。
右のブローチは、15年経ったもの。左のものは新作です。中央の同じデザインの部分は銀が施されていますが、右のものは、いぶし銀のような落ち着いた色合いに変化しています。艶も違うのがおわかり頂けますね。
皆様、どうぞお手に取って是非ご覧下さいませ。2月2日まで開催致します。
他、会場風景です。