工房探訪 金沢編

2002年7月28日 日曜日

  ガラス作家を訪ねて金沢へ行って来ました。
7月20日から個展をします、艸田正樹さんと、以前から気になっていた 扇田克也さん、のお二人です。
艸田さんはピン・ブローという技法で制作しています。 これは、竿から空気を吹き入れる「宙吹き」と言われる技法と違い、 遠心力を利用した方法です。 もっと詳しく説明すると、竿に巻き取ったガラスの先端に、 針で小さな穴を開け、そこに冷たい物をあてると、 (艸田さんは紙で出来た鉛筆状の物を水で冷やして使っていた)
ガラスの中に水蒸気が発生して、 大きな空洞が出来ます。

その状態のものをあたためながら回していくと、先端が柔らかくなり、自然に開いてお椀状になる、という方です。
とてもシンプルな技法で、それゆえ作れる形も自然と決まってきます。
けれど、なぜか透明度は抜群で、ほんとうにきれいです。
そして、シンプルで素直な艸田さんの器が出来上がります。

小さくて見づらいかも知れませんが、写真を撮ってきました。 赤々と溶けたガラスが最後にキラキラとした美しいガラスに変わる様は 何度見ても、不思議でどきどきします。
そして、もう一人扇田さんは、とても素敵な オブジェを制作して います。 ガラス作品というと、透明な花器や器を連想しますが、 この作品で新しいガラスの魅力を発見しました。
家の形をしたガラスの固まりの中に、白い柔らかな光が見えます。 まるで小さな光が溜まっているようです。 光の美しさを違う形で見せてもらえた気がします。

キラキラと光る清潔な夏のガラスと、柔らかな優しい光のガラス。
どちらもガラスという素材ならではの魅力にとみ、
灰月の窓辺を飾っています。
是非、ご覧ください。

– 無重力のうつわ – 艸田正樹ガラス展

2002年7月20日 土曜日

2002.7.20.sat. ~7.30.tue.

まるで宙で揺らいでいるような、
軽やかで柔らかいフォルムと、
抜群の透明感。
そして何より、とても素直な器である。
ガラスという質感や、ビン・ブローという
技法のせいだけでなく、
作り手の人柄が映し出されるように
清々しく、気持ちがいい。

女性三作家によるリレー展 「 ガラスの器 」

2002年7月12日 金曜日

三浦世津子 7.12.-7.17.
毛利 夏絵 7.19.-7.24.
中野 幹子 7.26.-7.31.

7月は灰月がお勧めする女性3人のガラス作品を
リレー形式で御紹介してゆきます。
どの作品も暑い陽射しの中でキラキラと美しく、
時には澄んだ冷たい水を運び、また時には涼やかな花と共に
私たちの暮らしに潤いを与えてくれます。

透明感バツグンのガラスならではの光が美しい
三浦世津子 7.12.-7.17.

日常の器としてシンプルで機能的かつ楽しい
毛利 夏絵 7.19.-7.24.

小さな器に描かれる幹子ワールドは最高にステキ
中野 幹子 7.26.-7.31.

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